修学旅行のわずかな時間を利用して、生徒の皆様方が気軽に日本の古典大衆芸能であります「落語」にふれ、心をさらに豊かになさいますよう、全力でつとめさせていただきます。
1、
落語(15〜20分)・・・まずは純粋に落語にふれていただきます。本来落語は、予備知識が無くても十分に楽しんでいただけるものです。
あえてはじめに説明をしないことによって、生徒の皆様が本来持たれている「想像力」「感受性」「相手の話を聞く力」を育みます。
古典落語の本題に入る前の話(マクラと言います)で、落語の小道具であります扇子と手拭いを使って、箸や筆・つり竿や煙管といったものを表現をして、噺家の細やかな技術を堪能していただきます。生徒の皆様に興味を持っていただけますよう、途中クイズを入れて、伝承芸能である落語ならではの工夫を楽しく学んでいただきます。
2、
落語教室(10〜15分)・・・学校教育の一環でありますので、ここで「伝統芸能」「古典芸能」「大衆芸能」であります落語についてわかりやすく説明をいたします。
内容は@落語はいつ出来たのかA噺家(落語家)はどのようにして、大学ノート一冊分ある落語のセリフを覚えるのかB噺家はどのような修業をし、どのように師匠や先輩から学んでいくのかC人前で自在に話すコツ・・等々、学習や普段の生活においても活かされる「噺家の智慧」をお伝えいたします。
3、
質問会(10〜15分)・・・生徒の皆様からの質問にお答えさせていただきます。生徒の皆様が直に小きんとふれ合うことによって、「知識を増やし自身を充実させていくこと」だけではなく、「ふれ合う人から学んでいく大切さ」「出会いを大事にする生き方」「対話によって相手と心を結ぶ歓び」をも学んでいただけたら幸いです。
4、
落語(10〜15分)・・・以上のことを体験をされたうえで、生徒の皆様に最後にもう一席短い落語を聴いていただきます。初めて聴いた時には気づかなかった落語の様々な工夫や魅力を感じていただき、より楽しんでいただけると思います。